今年の全国隠岐しげさ節大会(30回記念)も無事に終了しました。
三味線の部門
唄の部門
への選手の皆さんの出場、お疲れ様でした^^
見事、優勝された人、入賞された人
その陰には、一年間の猛練習にも関わらず
思う結果が得られずに、残念な気持ちになられた人
さまざまだったかと思います。まさに悲喜こもごも・・・。
※私も過去に何度かしげさ節大会の唄部門に選手として
出場した経験がありますので、気持ちは痛いほどわかります。
私は三味線は弾きませんので三味線の事はあまり分かりませんが
私が出場していた頃に比べて本土からの選手の人の
しげさ節の歌い方が、すごく隠岐のしげさ節に近づいてきたな~と感じます。
唄う人によって、しげさ節も微妙にニュアンスが変わるのは
個性という点から見てもありなんだと思います。
でも、基本は忘れてはいけないのだとも思います。
民謡って方言で唄うものですよね?
そこに隠岐独特の味が生まれるのではないのかな?
なんちゃって(๑′ᴗ'๑)エヘヘღ
えらそーに言ってますけど・・
言うのは簡単だけど、唄うとなると簡単にはいきません。
みんなが言うセリフですけど
「しげさ節は本当に難しい」
身を持って実感しています。
それが出来ていれば今頃とっくに優勝してますけんね・・(T_T)
練習につぐ練習しかありませんね・・・。
※わたしが、しげさ節を勉強し始めた頃、先輩からのアドバイスで
隠岐民謡の昔のカセットテープに録音してある佐々木しずえさんの
唄を学びなさい!しずえさんの唄を勉強すれば間違いが無いよ!
と言われた事がありました。
それから何度も聞きました。
そう簡単に学び取れませんが、私は一番好きな、しげさ節は
やはり今も佐々木しずえさんの唄です。
以前は隠岐~本土間のフェリーに乗船すると船内に流れる
しげさ節は、佐々木しずえさんの唄声でしたよ^^
いつのまにか?別の人の唄に変更になってしまいましたが・・・。
もちろん、隠岐しげさ節を指導される師範は他にも
おられますし、皆さんそれぞれに素晴らしいしげさ節を
ご指導されておられると思いますので、他を否定するものでは
ありません。
私の個人的な感想をお喋りしているだけですので
笑って聞き流していただきたいです。
そして踊りの部門の各団体さんも本当にご苦労様でした^^
隠岐島文化会館での大会の日の舞台では本当に息を呑む
素晴らしい演技を拝見させていただき感動させていただきました。
またまた、隠岐の島が産んだ民謡の歌姫、国村千鳥さん
や小沢千月さんも、お元気な姿で素晴らしい唄声を
披露していただき、気持ちも弾みました^^
思うのに、地元の者以上に、本土から大会に向けて
足を運んでくださる方々のパワーって凄いな~!!って事。
熱気が違いますね~゚*。(*゚ェ゚ノノ゙☆パチパチパチ
あの熱気を感じると、より元気を貰える気がします。
私も、土曜日に行われたしげさパレードでは舞台の上で
しげさ節を唄わせていただきました。
隠岐の島(島後)の各民謡団体から数名づつ
参加させて貰い、計8人で(1人3節づつ)回り順番こで
三味線に合わせて唄いましたが、
司会の石倉まきこさんが、おしゃべりをしている間は
唄のマイクに音が入らず、唄いにくかったがね~と後で
メンバー達と話しました。
石倉さんも仕事柄、しげさパレードを盛り上げようと
懸命にお喋りをされるのが、当たり前ですが・・・
踊る立場の人の事も考えなくては?と思いました。
踊る人は、やはり唄を頼りに、しげさ節の踊りをして
いるのだと思います。
ですから、唄声が聞こえない数分間は
??あれ?(´・д・`)
という表情で、時折
唄い手のいる舞台の方を見上げている方が
おられました。
今後の課題の一つなのかも知れませんね・・・。
記念の花火が打ち上げられる前に浄土ヶ浦小唄を
唄ったのが、西郷民謡振興会の唄のエースで
私の若い頃からの友人である、藤野益子さんでした^^
彼女も今年のしげさ節大会では、小学生の女の子が三味線の選手として
出場の為の唄付けやら
大会当日も、三味線の選手の方の数名の唄付けと大活躍をしました。
歴代のしげさ節大会の優勝者さんの唄と三味線の披露がありましたね^^
聞いていて感じました。
(・∀・)ウン!!
いいな~
優勝するべくして優勝されたのだわ
皆さん、味があります。
そして、その人の個性(声も含み)がありますよね
本当に今年の大会は特に素晴らしかった。
歴代チャンピオンの唄声を聞かせてもらえたし
私も高齢者の仲間入りをしましたが(^_^;)
焦らずたゆまず、これからも人生の楽しみの一つとして
隠岐民謡を勉強しながら暮らして行きたいと思います。
来年も、きっとチャレンジしてくださいね\(^o^)/